1/26(1/25 道劇)

前の日の道劇で疲れ切って、早めに帰って寝たのに起きたら昼に近い時間。平日にしては混雑していたな、という程度の入りだったのだが、やたらとノイズが多い環境で二回めが回ってくるころには全く集中できなくなっていた。

とはいえ主役の二人が、この週を見逃す手はないだろうという周年作を続けて出していた。グルーヴを逃さず振り付けに血肉化する技術を深めているのばちんは、黒井さんを彷彿とさせる「激情」を見せてもいた。しらちゃんは、ストリップの踊り手としてどうあるか、という二年間の試行錯誤の結実として、完璧なものを提示していたと思う(とくにベッド~立ち上がり)。結城さんが、立ち上がりのYou can dance…の歌詞に自己言及性と、みる/みられる関係性における相互貫入性の契機を読み取っていた。そのとおりで、誘惑って性的欲望を惹起する規範的なほのめかしの様式ではなくて、変容の可能性にひらかれる契機を分かち与えることだろう。『プリキュア』のとぼけた自己言及からここまで、あっという間すぎる変異。
去年の周年からちょうど一年ぶりにアテンドしたなつよさんが、自分が帰った後もチームショーを楽しんでいたようで、それも嬉しいことだった。

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